宜野湾パーソナルトレーニングジム ベル&ゴールド

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「手段」と「目的」の違い

ボディメイクを観点にして...。

トレーニングを始めるきっかけは自由です。

純粋なかっこよさや美しさを求めている人もいれば、

競技におけるパフォーマンスアップを求めている人もいます。

 

幼少期に憧れた、ヒーローのような強靭さを手に入れたい、

と言う人もいるでしょうし、アンチエイジング的な考えによる人もいるでしょう。

異性にモテたくて取り込む人。最近では、フィジークやビキニのコンテストで

勝つために取り組んでいる人も増えています。

いずれにせよ、誰しもが目的としているのは「良いカラダになる」こと。

ですが、「良いカラダ」とは、実はとても漠然とした言葉ではないかと考えます。

判断基準を考えてみても、結局は「人の目」以外にないのですから。

ただ、自分の現状を把握するための目安はいくつかあります。

 

例えば、体重や体脂肪率、それから食事による摂取カロリー。

それら3つのデータをとって変化を見れば、

客観的に分析することが可能となります。

 

そういったデータを参考にすること自体は決して悪いことではありません。

しかし、「人の目」と言う曖昧な判断基準に対して「数値」と言う絶対的な

数量のデータの方が、明確すぎるからか、

いつしか「良い数値を出すこと」が目的に成り代わってしまう

と言う珍現象がしばしば起こります。

 

本来ならば、

良いカラダになるための、体重や体脂肪の管理、カロリー調整のはず。

なのに、良いカラダになるかどうかを理解しない、考えないまま

摂取カロリーを無駄に抑え、ただやせ細ったカラダになってしまう。

このような失敗例はかなり多いです。

また、他者から得たアドバイスを忠実に守ることが

目的に成り代わってしまうパターンも非常に多いです。

例えば、「ダイエットしたい!」と考える運動初心者の方が、

(中級以上?の)トレーニーに「白米より玄米がいい」と、教わると

手段の1つに過ぎなかった、玄米を食べる事が果たすべき目的になってしまうのです。

 

こちらでの栄養コンサルにおいては、まず基礎的な座学を開催します。

トレーニー自身が毎食のPFCを何グラム食べているか振り返るためです。

トレーニーはその座学で、日々の食事に何の栄養素が不足し、何が過多になっているのかに気付く。

そこからトレーナーと共に食事内容を少しずつ見直していきます。

一気に制限をしたり、内容を変えるとストレスが生じるものです。

 

食事の方法を見直すは「手段」。目的は「良いカラダ創り」。

試行錯誤や工夫で自身にあった食事方法・内容が見つかるはずです。